震災後の避難所。寝そべって漫画を読んでいる女とその兄、勉強している少女と先生、端で見ている女。
脈絡なくつながっていく会話、唐突に訪れ去っていく人。意味を追求しようとすると困惑する。
見舞いに訪れた先輩がカメラを持っていて、どこか野次馬気分だったり、漫画を読んでいる妹にもっとちゃんとしたものを読めという兄など、被災者とそれ以外の人の温度差が上手く描かれている部分もあった。
アフタートークにMONOの土田氏。終始笑わせながら、深津作品の読み解きや思い出などを語った。「カラカラ」のキーワードが、「砂は何からできている」という指摘になるほど。
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