2023年12月22日金曜日

12月22日 能遊び 能劇「天鼓」

「能劇」と題した上演形態は直面、紋付袴のシテ、ワキ、アイに地謡がついた形で、袴能から囃子方を外したもの。弘道館の廊下を端がかりに見立てる演出で、すぐ横で素顔の能楽師が謡い、舞うのをみられるという贅沢さ。宗一郎は緊張のためか詞章が飛んでプロンプつけてもらってたのまで分かってしまった。鞨鼓台の造り物を舞台奥に向けて置き(奥に帝がいる体で)、シテが見物に背中を見せて演じるのも珍しい。

ワキは有松遼一、アイは茂山逸平、地謡は田茂井廣道、松野浩行、河村浩太郎。


0 件のコメント: