小野絢子のシンデレラ、福岡雄大の王子はいずれもハマり役で素晴らしいのだが、今回は奥村康祐の義理の姉が観たくて、急遽チケットを追加。期待を上回る好演て、終始笑いっぱなし。化粧映えする顔立ちなので、ドラァグクイーンのように美しく、はじけた演技で目が離せない。出番も多いし、キャラクターのはっきりしない(というか、典型で深みがない)王子役よりも美味しいのでは⁉︎と思うほどの存在感だった。「もう一度やりたい」と本人が言っていたこともあり、気持ちも乗っていたのではないだろうか。幅の広い演者さんだなと改めて感服した。アグリーシスターというくらいだから、不細工なのはいいとして、禿げ散らかしたような頭はどうなの?と思ったが。
小野のシンデレラは、ボロをまとった冒頭から気品が漂う。踊りでは、ポワントワークの美しさが印象に残った。
福岡王子はこれぞ王子という堂々としたヒーローぶり。
秋の精の池田理沙子。激しさを感じさせるシャープな踊りで、嵐ということだが、オレンジ色の衣装もあって炎のように見えた。
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