格好良かったし、面白かった! トータル1時間余だが、ぎゅっと凝縮された感じ。クイーンの楽曲のすばらしさに、トップレベルのバレエダンサーの技術が掛け合わされた充実の舞台。拍手が鳴りやまず、カーテンコールが繰り返され、最後はスタンディングオベーション。(鳴りやまなかった理由の一つは、「Born to Love You」がかかっていて、みんな手拍子してからというのもあるが)
薄暗いジャズバーに思い思いにグラスを傾ける5人の男(秋元康臣、池本祥真、井澤駿、菊池研、長瀬直義)。そこへ1人の女がやってくる。紅一点の米沢唯は、茶髪のカーリーボブがいつもと違ったモダンな雰囲気でチャーミング。で、踊りは緻密。男性陣もだけれど、速いテンポでの跳躍や回転はクラシックの舞台ではお目にかかれない感じで、ダンサーの底力を感じた。男性は井澤駿意外は知らないダンサーばかりだったが、やはり井澤は格が違うというか、輪郭がくっきりして見えた。
振付は福田圭吾。はじめは、ロックの音数の多いのに一つ一つ振りを入れているような感じで、手数が多いのではと感じたが、だんだん違和感がなくなっていった。特に「Radio GAGA」で7人がユニゾンで踊る振りが格好良かった。福田自身はバーのマスターみたいな恰好で、「bicycle race」でコミカルなソロ。身体能力の高さも魅せた。
楽曲は、ボヘミアンラプソディー、キラークイーン、Don't Stop me Now、Another One Bite the Dust、Love of my Life、Who Wants to Live Forever、Show Must Go on、Beautiful Day、RADIO GAGA?
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