アイルランドが舞台で、呑んだくれの男たち5人の芝居。
吉田鋼太郎が観たかったのだけれど、目と足が不自由な兄の役で、下品で乱暴な様子に観ている間中嫌な気分。うまい役者だからこそなのだろうけど、ところ構わず痰をなすりつけたりとか、生理的な嫌悪感を刺激されどおし。あちらの人はこういうのが面白いのかもしれないが、ちっとも笑えない。
弟役の平田満の抑えた演技、死神役の小日向文世のおとなしいのに不気味な様子にはみせられた。浅野和之が道化のような役回りで、ちょっとほっとする。
途中、休憩をはさんだのだけれど、上演時間中ずっと、いびきをかいて寝ている人がいた。つまらなくって寝てしまうならまだしも、客電が落ちてすぐから寝ているってどういうことだろう。
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