2025年9月6日土曜日

9月7日 爽秋文楽公演 第2部

「心中天網島」 河庄の切を千歳・富助。いきなり真打登場という感じだが、今ひとつ。語りも三味線も武張った感じで世話ものらしくないというか。後の呂勢・清治に変わって色彩が鮮やかになった感じがした。治兵衛が帰り際に小春を罵るところの情けなぶりが秀逸。 紙屋内の口は亘・団吾。語りだしは悪くなかったのだが、子どもの声が変に鼻にかかってひっくり返った。 奥は藤・燕三。つい意識が遠のいてしまうのは、語りが単調というか、さらさらと流れていってしまうからではないか。燕三の三味線は素晴らしいのに…。 大和屋は芳穂・錦糸。前回は咲だったか。比べると語りが硬いというか、廓の柔らかさがもっとあるといい。 道行あ睦、靖、聖、津国に清友、友之助、燕二郎、藤之亮。 人形は玉男の治兵衛、勘弥の小春はいいいとして、和生の孫右衛門は珍しい配役。 初日なのに客入りが半分くらい。厳しい。

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