幕見で筆法伝授から。
幸四郎の源蔵に時蔵の戸浪がよき。時蔵は昨日の夜の部も良かったけど、相方が安定している余計な気を取られないのでよさに集中できる。粗末な着物に豪華な打ち掛けというチグハグな衣装でも主君への恩義をしっかり持った、芯のある人物像がくっきり。
幸四郎は筆法の写しを書くところ、本当に筆書きしていた。
仁左衛門の菅丞相は余計なものが削ぎ落とされた境地に達した感あり。これを観てしまうと、他の菅丞相は見られないなぁ。
道明寺は左近の苅谷姫が大健闘。可憐で健気で。女方の発声にも不安定さがなくなった。立田の前の孝太郎、はじめ苅谷姫との関係が分からなくなって戸惑った。歳が離れすぎているので、どう見ても母か叔母…。
仁左衛門の菅丞相は、木人形と本物の演じ分けが見事。人形でもわざとらしくなく、でもちょっとぎこちない動きで。衣装に水が落ちたようなシミがあったのは涙?
宿禰太郎に松緑。苅谷姫の左近と並んでも親子に見えないのがジワる。
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