楊琳のトップお披露目で期待したのだが…。
キレのいい踊りはよかったたものの、ショーの構成や振り付けがぱっとしない。踊りが得意な楊だから、洋物の2幕構成にしたのだろうが、正直代わり映えしなくて飽きた。歌が不得手なのは仕方ないにしても、踊りだけで2時間引っ張るのならもっと工夫が欲しい。クラシカルなショーダンスやジャスだけでなく、BTS風のヒップホップもイケるのだから、その辺でメリハリはつけられるはず。
踊りでは、精悍な表情や、セクシーなウインクやら、トップらしい風格が出てきた一方、喋ると女の子なのが惜しい。別に無理して低い声を作らなくても、話し方やトーンで男らしさは出せるはず。義太夫でも勉強してほしい。
印象的だったのは、前トップの桐生麻耶から楊にバトンを託すような場面。この2人、兄弟みたいでムネアツ。そして、楊の歌を聴いた後、桐生の歌がとても上手く聞こえた…。落ち着いた声質もいい。
ちょっと面白かったのは、スーパーマンに憧れるクラーク・ケント風の冴えない営業マン楊に不良たちが絡んでダンスバトル?を仕掛けるシーン。クラークもどきの扮装はいただけなかったが、マイケルジャクソンやプレスリーもどきの扮装、曲が楽しく、踊りもそれっぽくて楽しめた。
この日は楊の誕生日だったそうで、カーテンコールの「桜咲く国」の前にサプライズのプレゼント。無邪気に喜んでいたけど、マチネでは何もなかったの?
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