バーミンガム(ピーター・ライト版)の「眠り」は、ストーリー重視なのか、マイムが多く、ダンスはちょっと抑えめ?衣装やセットが全体的に茶色っぽくて、全体的的に暗く感じた。イギリス風なのかもしれないが。3幕はゴールドで華やかだったから、余計に引き立って見えた(狙いか?)
ツァオ・チーの王子が見たかったのに、見せ場が少なくてちょっと物足りない。生で初めて観たけど、ジャンプは高いし、足はよく開いてるし、迫力があった。もっとたっぷり観たいなあ。
オーロラ姫の佐久間奈緒も初見だったが、いつも眉間を寄せて悲壮な様子に見えて、オーロラの幸福感が感じられなかったのが、残念。
よかったのが、リラの精のジャオ・レイ。高潔で威厳のある雰囲気が素敵だった。この役はあまり踊らなかったので、次回はもっと踊りを見てみたい。オーロラなんかもよさそう。ガラポスは代役だったようで、マリオン・テイトという人。パンフレットに名前が見当たらないので、まだソリストとかいうポジションではないのかな?でも、芸達者で見ごたえあり。このカンパニーのガラポスはあまり誇張されすぎていないのもいい。
3幕で、長靴をはいた猫や青い鳥の他に、赤ずきんと狼が踊るのがピーター・ライト流?猫もかぶり物をしていたり、かぶりもの好きなのかな。真夏の世の夢でもロバがかぶってたし。こういう演出は子ども向けにはいいのかも。
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