「日高川入相花王」
清姫に咲甫太夫、船頭に始大夫。始大夫の声は太くて迫力があって、清姫との対比がはっきりしていて面白い。
清姫の人形が、河を渡りたいあまりに蛇に化身してしまうところが鮮やか。人形を上下に動かすので体力的には大変そうだ。
「絵本太閤記」
前段を呂勢太夫。声がきれいなので、初菊のかわいらしさ、いじらしさが際立つ。けど、十次郎、「討ち死にするから祝言を挙げていなくってよかった」とか言いながら、結局杯かわしてんじゃん。
後段は英大夫。人形も立ち回りが多くて、盛り上がる場面。
フランス人と思しき団体客が前の席にいたのだが、大夫が声色を使うのが面白いらしく、くすくす笑うのが気になった。シリアスな場面なのに…。イヤホンガイドはしていなかったようなので、話の展開分かってたのかな?日本語が分かる人でも、結構込み入った筋だと思うのだが。
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