劇団の45周年記念ということで、お祭りムード。盛りだくさんで舞台転換のテンポもいいが、30分休憩を挟んで4時間弱はやはり長い。劇中劇ではマツケンサンバやオペラ座の怪人、セーラームーンのパロディのほか、忠臣蔵の松の廊下では3人の吉良上野介、討ち入りでは熊も入れて7人(しかも虹の7色)に増えて、勢いと笑いが満載。
オリジナルメンバーは歳を重ねて動きが鈍い?と感じるところもあったが(特に古田新太。よぼついた足取りで、途中わざわざ椅子を出して座るシーンも)、主演の小池栄子が出ずっぱり、動きっぱなしで引っ張る。早乙女太一の女方は初めて見たが、裾引きの衣装で立ち回りを演じても着物が乱れないのがさすが。男装ではさらにキレのいい太刀捌きで、一番の見ものと思う一方、早乙女に頼りすぎとも思う。向井理は座付作者と若年寄りの二役。他の出演者と比べて1人だけ頭が小さく、そのせいか意外に所作が決まらない。
殴ったり蹴飛ばしたり、「美少女」を「美が少ない女」といじったりして笑いを取るのはしんどい。
「「わざおぎ(俳優)の極み」がキーワードで、芝居の極意を掴んだという意か。ウソを誠にするのが芝居」とか、幕が開いたら芝居を続けるとか、お上の禁止令に逆らい、芝居にかける役者たちの情熱は今にも通じるのかと思わせる。芝居小屋の息子で人気女方の早乙女に「役者の家に生まれたから芝居をしているのか、自分が楽しいからしているのか」と問う場面は中の人と重なった。
2025年12月13日土曜日
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