「寿曽我対面」
千寿の大磯の虎、りき弥の化粧坂少将と、上方歌舞伎塾出身者が大役に抜擢されて胸熱。千寿はセリフがよく、押し出しもいいのだが、終始うつむき加減なのが気になった。りき弥はきれいだけど、声にもう少し力が欲しいのと、顔が小さいせいか衣装に負けているように見えた。
福之助、歌之助兄弟の曽我兄弟は兄弟が逆転。2人とも芝居が小さいというか、もっと内からみなぎるものが欲しい。壱太郎の舞鶴は妙に軽く、世話焼きおばちゃんみたいと思った。
愛之助初役の工藤祐経は座頭の貫禄。最後に出てくる彦三郎の鬼王新左衛門はご馳走?
口上は初登場の彦三郎が、先月共演した壱太郎に「大喜利のようにやって」と言われたそうで、客席降りして今日誕生日の人にかわらけの破片(サイン入り)をプレゼントするサービスっぷり。福之助は意外に安全運転で、クラファンへの協力を呼びかけ。歌之助は来年も出たいとアピール。壱太郎はいつも通り、コウノトリのこうちゃんぬいぐるみなど宣伝。
「神の鳥」
15回記念でご当地ものをするのはいいが、対面と絵面が似ていると思う。初演時にコウノトリの子を演じた吉太朗が花魁役で、愛之助演じる鹿之介の間夫という成長ぶりに驚く。
父コウノトリの吹き替えが、顔を隠しつつ演じていて上手いなと思ったら、最後は顔を出して千寿だったのでびっくり。
0 件のコメント:
コメントを投稿