2024年12月7日土曜日

12月7日 文楽公演 第3部

「曽根崎心中」

この日の収穫は何と言っても一輔のお初。可憐で、情に溢れ、セリフのない受けの芝居も行き届いている。玉男徳兵衛との繊細なやり取りがよく、この二人のコンビはいい。

生玉社前を三輪・清友。
珍しい組み合わせと思ったが、特にコメントはなし。

天満屋は織・藤蔵。
やったるで感満載で、お初があまり可愛くないのはマイナスだと思う。

天神森は芳穂、小住、薫、織栄に錦糸、清馗、友之助、清斗。
錦糸の三味線が的確に紹介を描き、芳穂の語りもよく応えているが、アンサンブルとして聴くとまとまりにかける。



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