2020年6月15日月曜日

6月14日 浅草演芸ホール 6月中席 夜の部

19時の中入り後から初見。客席を半分に減らしての興行だったが、客入りは3分の1未満といったところ。

柳勢、宝塚話の漫談。宝塚のトイレの男女の表示がポーズを決めてて凄いというのだが、トイレの凄さはそんなところじゃないのよ、と思う。
小ゑん「鉄の男」。鉄オタ話の導入部なのか。ゴジラのおもちゃが欲しい子どもに鉄道模型を買ってくるオタクな父。キハとかモハとか。
粋曲の小菊。間のトークが少し声が小さくて聞きづらい。湿気で三味線の調子が悪く、糸が切れてしまったのが気の毒。
文菊は「あくび指南」。待ってましたの声がかかる。間といい、風情といい、上手いねえ。15分だけど堪能した。
さん生「替り目」。マイクの加減か、酔っ払いのセリフが声大きすぎ。
仙三郎社中の仙成、仙志郎の曲芸。
わさび「明烏」。昨年11月に真打に昇進してから初めての主任だとか。3日目のトリで柄じゃないと自嘲。落語家には柄があって、白酒は毒、一之輔は乱、自分は雑と言っていたが、確かに雑というか忙しない感じ。時間に追われているような語り口で勿体ない。坊ちゃんの堅くてウブな様子は良かった。

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