「信州川中島合戦 輝虎配膳」
勘助母越路の秀太郎が貫禄。妻お勝の時蔵も武家の妻らしい気丈さ。
梅玉の輝虎は、こういうワガママな殿様はお手の物というか。
「口上」
総勢17人だったのに、皆さん割とオーソドックスで、ちょっと巻いて終わった。
「土屋主税」
仁左衛門の大高源吾が格好いい。
亀鶴の其月はすごく嫌な奴なのだが、この人が嫌な奴でないと話が引き立たないからね。
「勧進帳」
海老蔵の弁慶に愛之助の富樫。
海老蔵はなりは立派だし声も悪くないのに、どこか気が抜けたようで緊張感に欠ける。どこか遠くを見る目。
弁慶と富樫のやり取りが最高潮に達するところで客席から笑いが起きるのはそのせいか。
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