ボカロの歌(?)をちゃんと聞くのは初めてだったので、不思議な感覚。声のような、シンセサイザーのような、独特のグルーブ感は面白い。セリフが歌詞になっているのだが、ところどころ説明的にすぎるのが稚拙に感じた。途中まで、私には合わない世界だなあと思っていたのだけれど、クライマックスの、アオイがミドリに憑依されて、炎に包まれるシーンでは作品の世界に引き込まれた。何なんだろう、あの不思議な感覚は。
パンフレットにもあったように、作りものの歌姫であるボカロと、魂のない人形に命を吹き込む文楽人形というのはたぶん、相性がいいのだろう。ただ、衣装や顔立ち、物語りの設定(現代ではなく、過去にするとか)には改善の余地ありと見た。
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