ザ・スワンはジョナサン・オリビエ。前回の来日時にも観たと思うのだが、私には合わないようだ。背中が固いのか、アチチュードなど身体を反らすところで、もうちょっとと思うところが多かった。細い垂れ目というのも、私のスワンのイメージとずれるんだよな…。
王子のサイモン・ウィリアムスもマッチョな身体つきがらしくない。
ただ、やはり、白鳥の群舞は素晴らしい。ステージを埋め尽くすダンサーの力強い跳躍の迫力たるや。人間の身体能力の凄さに胸が震える。
今回は女性陣が美人ぞろいで、迫力があった。ガールフレンドはまあ・・だけど、役にははまってたし。
夜の部を続けて観たところ、スワンのクリス・トレンフィールドが素晴らしい。シュッとした顔なので、白鳥というより丹頂鶴を連想してしまったのだが、上半身の動きが滑らかで、大きく見えた。ストレンジャーはあまり似合ってなかったけど、踊りのキレがいいのでだんだん違和感を感じなくなってきた。4幕で、スワンの背中の傷に羽根がくっついていた。偶然なのだろうけど、本当の傷口みたいに見えた。
王子のクリストファー・マーニーも、繊細な雰囲気がぴったり。確か、前回も来ていたのでは。
それにしても、このカンパニーのすごいところは、脇役に人たちも1人で何役もやるし、昼と夜で違う役だったりもする。同じ場面に違う役で出て、こんがらがったりしないのかしら。
スタオベは夜のほうが多かったような。私も同意。
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