昼の部より客席は空いていたけれど、見応えがある場が多く、1部より面白かった。なんで観に来ないかな〜。
「藤川新関の段」
助平の三輪太夫、志津馬の始大夫、お袖の咲甫太夫と、3人の掛け合い。人形の動きがコミカルで面白い。
「竹藪の段」
「岡崎の段」
仇討のため、生まれたばかりの息子を切殺してしまう政右衛門。幼子を抱えて、雪の中を追いかけてくるお谷もよく解らんが、この理不尽なストーリーで泣かせるのは語りの力だなあ。
中の芳穂太夫、次の呂勢大夫と続き、切の嶋太夫が聴かせる。時折、見台に突っ伏すようにして語っていたので、体調が悪いのかと心配になった。単に熱演してただけならいいのだけれど。
切の千歳太夫もよかった。
「伏見北国屋の段」
仇討の関係者が宿で隣り合わせるなんて、というのはさておき、たがいに様子を探りあう心理戦が面白い。
「伊賀上野仇討の段」
見事仇討達成、カタルシス。立ち回りが迫力あって、見ごたえあり。
0 件のコメント:
コメントを投稿