思いがけず、初日のチケットが取れて行ってしまった浅草。2日、4日ともお年玉は愛之助でちょっとうれしい。
「金閣寺」
亀治郎の雪姫。見せ場の桜の花でねずみを描くところ、ちょっと桜が降りすぎなんでないのというくらい大量の桜吹雪で、まぶたについた花びらが邪魔そうだった。
獅童の松永大膳は、見栄えは十分。台詞回しは…てところ?
勘太郎の此下東吉が、井戸に落ちた碁笥を取るところ。最初に見たときは背景が滝と分からず(苦笑)きょとんとしてしまった…。
「与話情浮名横櫛」
愛之助の与三郎。江戸弁にも違和感を感じることなく、いい出来。2日は、お富との出会いのシーンで羽織を落とすところも上手くいってたし(4日はなかなか落ちず、脱いでるようだったけど)。ただ、前半の若旦さんも、後半のやくざ者も、いまいち役者じゃないというか、似合わないような気がしてしまった。
観てるとどうしても、仁左衛門の影がちらついてしまって。決して悪い出来ではないと思うのだけど。もう何回かやったら、板についてくるのかな。
七之助のお富。いい女かどうかは別にして、玉三郎仕込みという感じ。仁左衛門・玉三郎で是非とも観てみたい!と思ってしまった。
亀鶴の蝙蝠安。この人は、こういう気風のいい役が似合うね。
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