2021年1月20日水曜日

1月19日 GINZA de petit 能

 林宗一郎が中心となって企画した、短い時間で気軽に能を楽しめる公演。

宗一郎の挨拶や大倉源次郎による短い解説を挟んで、狂言と能を1曲ずつ、トータルで90分ほどというのは、仕事帰りにも立ち寄りやすい。

狂言「因幡堂」は茂山逸平の夫、善竹大二郎の妻、後見・野島信二。とぼけた夫の様子やわわしい妻におびえる様が可笑しい。

「一角仙人」は宗一郎のシテ、坂口貴信の旋陀婦人、宝生欣哉の官人。龍神は子方の林彩八子、林小梅。

歌舞伎の「鳴神」のモチーフになっただけあって、楽しい展開……なのだが、寝不足のため途中意識が飛んだ(涙)。子方は鐘のような造り物の中に隠れて登場し、クライマックスで破って登場。仙人との立ち回りもあって見応えあり。(仙人の面を刀がかすめてヒヤリとしたが)



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