2015年9月8日火曜日

8月22日 内子座文楽 午後の部

初めての内子座は、風情のある芝居小屋でいい雰囲気。1階席は冷房が利きすぎていたようだが、2階はそれほどでなく快適。 太夫の声や三味線の音がよく聞こえるし、普段は見られない足遣いの様子が見えるのも面白かった。 町の様子もいいね。途中すれ違った中学生から「こんにちは」と声をかけられたり。 「義経千本桜 すしやの段」 前が津駒大夫と宗助、中が英大夫と清介、後が咲甫大夫と清志郎。 津駒、英はまあ期待通りだったのだけれど、咲甫はなんか最近いまひとつに感じることがおおい。 人形は権太が玉男だったのだが、大ぶりな動きがなんだかちぐはぐに見えた。 「道行初音旅」 静御前が咲大夫、忠信が呂勢大夫、ツレが希大夫。三味線は清治、藤蔵、清馗、清公。 咲大夫と呂勢大夫もどちらも好きな太夫なのに、声の相性が悪いのか、耳に心地よくない。聞いているうちにだんだん慣れてはきたけれど。 帰りの駅で、清治夫婦や咲大夫がいてびっくり。